「GODIVA」のロゴマークの由来は知っていますか?
そう、美しい女性が裸で馬に跨っているマークです。
実はこのマーク、伝説の感動エピソードがもとになっているのです。
私は、このエピソードを知ってからGODIVAのチョコレートがちょっぴり美味しく感じるようになりました。
11世紀、イギリスのコベントリーという町の領民は重い税金に苦しんでいました
領主であるレオフリック伯爵は、この町を豊かで文明的な都市へ発展させるべく取り組み、領主夫人である「レディーゴダイヴァ」もそれに共感していました。
最初は修道院を建設し、さまざまな宗教的な取り組みや社会的な活動により成功していましたが、伯爵はさらに熱をもち、次々に公共建設を計画していきました。建設にかかる費用は、領民からの税金でまかなわれていたため、次第に領民は重い税金に苦しむことになってしまったのです。
最初は共感していた「ゴダイヴァ夫人」でしたが、苦しむ領民を見て、このままではいけないと感じ始めます。
そして、心優しい夫人は、「貧しい領民にさらに重税を課す事はやめてほしい」と伯爵に税金を引き下げるように願い出ました。
伯爵はその申し出を断りましたが、それでも彼女は何度も何度も、訴え出たのです。
ついに議論に疲れた伯爵は、彼女にこのように言ったのです
「もし、お前が一糸まとわぬ姿で馬に乗り、コベントリーの町中を廻る事ができたなら、その時は税金を引き下げて、公共施設の建設計画を取りやめようではないか」
夫人の愛と勇気に溢れた決意
それを聞いた美しい夫人は大変悩みましたが、苦しんでいる領民のためだと決意し、
翌日、彼女は一糸まとわぬ姿で馬に乗り、コベントリーの町を廻りました。
感激した領民たちは、その日、家の窓をしっかりと閉めて、夫人の裸を見ないようにしたそうです。夫人の愛と勇気に応えたのです。
GODIVAの創業者の想い
GODIVAの創業者である、ジョセフ・ドラップスと妻のガブリエルは、レディ・ゴダイヴァの勇気と愛に感銘し、1926年ベルギーに誕生させた自らのブランドに夫人の名前をとって「ゴディバ(GODIVA)」の名をつけました。
~GODIVAのホームページにはこう書かれています~
なんだかゴディバのチョコレートやドリンクが、ちょっぴり美味しく感じそうですよね。
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