浦島太郎が助けたカメってオス?メス?

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サクッと雑学

浦島太郎が助けたカメってオス?メス?

もしもし亀よ亀さんよ~♪っでお馴染みの浦島太郎に登場してくる「亀さん」はオスなのか、メスなのか知っていますか?

ウミガメの生態から考えてみました。

海岸で生まれたウミガメの赤ちゃんは、すぐに海に入ります。そのまま一生を海中で過ごすことになります。

唯一、産卵の時だけは砂浜に上がってきます。だから、浦島太郎が砂浜で助けた亀さんは「メス」という事になるのではないでしょうか。

砂浜では、ゆっくりしか動く事が出来ないウミガメも、いざ海中に入るとかなりのスピードで泳ぐ事ができる水泳の名手です。

好きな食べ物は、海底に生えている昆布やわかめ、サザエなどです。

 

浦島太郎伝説とは

だいたいのストーリーは知っているかと思います。

  1. 浜辺でいじめられるカメを浦島太郎が助ける
  2. 数年後の助けたカメがお礼にやってくる
  3. カメに連れられて竜宮城へ行く
  4. 竜宮城で乙姫様や魚たちに数日間歓迎される
  5. 村に残してきた母親が心配になり帰る事にする
  6. 乙姫様から玉手箱をもらう
  7. カメに乗って帰る
  8. 村の様子が変わっている(時が経っている)
  9. 玉手箱を空けてしまう
  10. 老人になってしまう

実はストーリーにも色々なバージョンがあるのです!

・カメを浜辺で助けるver.カメを吊り上げるver.

・カメと乙姫様が別人ver.カメが乙姫様に変身ver.

・玉手箱中身ついて公開ver.秘密ver.

・玉手箱をすぐ開けるver.数年後に開けるver.

カメを吊り上げるver.があるんですね?その場合はカメがオスの可能性もあるんじゃない?

いいところに気付きますね!調べたところ、釣り上げたカメもその後に美女(乙姫様)に変身しているので、やっぱりメスで良さそうでした。

浦島太郎伝説の地とされている場所

日本全国色々なところで、浦島太郎伝説が伝わっています。実際はどこが本当の場所か分からないくらいです。場所毎でストーリが異なっている事も興味深いですよね。

  • 京都府伊根町(亀を吊り上げる→美女に変身)
  • 広島県尾道市(浦島神社)
  • 長崎県豊玉町(亀で竜宮城に行った伝説)
  • 長野県上総町(海は無く、寝覚めの床で釣りをしている時に玉手箱を開けた)
  • 神奈川県横浜市(釣った亀が乙姫様に変身)
  • 愛知県武豊町(地名に浦島太郎伝説に由来する土地が多い)
  • 香川県詫間町(今浦島太郎がいる)
  • 福岡県福岡町(捕まえた五色亀が美女に変身)

浦島太郎伝説は、「日本書記」「万葉集」「中国の拾遺記」などなど、様々な書物に記されています。そういった事から、日本全国各地にこの伝説が伝わっているのでしょうか。

まとめ

浦島太郎伝説は、日本でも最も有名な物語の一つだと思います。しかもストーリーが色々あり、ゆかりの地とされる場所も多くあります。今回は「カメがオスなのかメスなのか」という事からの紹介でしたが、まだまだ調べたりすると奥が深い事が分かりました。特にゆかりの地とされている場所のそれぞれの根拠や証拠が興味深いですよね。

また機会があったら紹介します。

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