吉野家といえば牛丼ですよね
吉野家さんと言えば、言わずと知れた人気牛丼チェーン店ですよね。
吉野家の牛丼と言えば、略して「吉牛」と称され、牛丼屋さんとして身近ですが、牛丼を休止していた時期があったのを覚えていますか?
これまでの変遷やロゴマークが意味しているもの等、吉野家さんの雑学をサクッと紹介していきます。
(サクッとでは紹介しきれない歴史があるので、詳しくは吉野家さんのホームページリンクを下に貼っておきます)
吉野家とは
今では人気牛丼チェーン店となっている吉野家さんですが、実は歴史が古く、創業は1899年なのです。
ご存じの方も多いかと思いますが、吉野家の1号店は築地です。
吉野家1号店は戦争による店舗の消失を乗り越え、築地市場の復興に尽力した事もあり、築地での地位を確立していきました。
それから創業から100年以上も続いている老舗牛丼店なのです。
名前の由来
創業者である松田栄吉さんの出身地に由来しています。
出身地が大阪府西成郡野田村字吉野(現在の大阪市福島区吉野)だった事から「吉野家」となりました。
ロゴマークに秘められた意味
吉野家さんのロゴマークに秘められた意味は少なくとも3つあります。
- 牛の顔の中がYOSHINOYAの「Y」になっている
- 牛の顔の上の「・・・・・・・」は湯気を表している
- 周りの綱は「横綱級の美味しさ」を意味している
めっちゃそのままの感じで最高ですよね。
うまい、やすい、はやい。の変遷
吉野家と言えば「うまい、やすい、はやい。」ですよね。
でも実は、年代によりこの順番が変わっているのです。
- 創業時 「うまい、はやい」
- 1970年代 「はやい、うまい、やすい」
- 2000年代 「うまい、やすい、はやい」
その時代ごとで、重要視している事が分かって興味深いですよね。
今は「うまい」重視なのですかね。
補足情報
- やすい:牛丼並盛280円(2001年に記録)
- やはい:配給スピード1杯あたり15秒うまい
- うまい:ずっとおいしい!!
牛丼屋なのに、牛丼不在?!
1899年の創業時には、牛丼以外の商品も販売し、牛丼の具にも焼き豆腐などが入っていました。
しかし、更なる成長をするため、牛丼意外の商品を廃止し、牛丼の具も牛と玉ねぎだけにしました。
それから長い間、牛丼単品販売を続けてきましたが、2003年に事件が起きました。
アメリカ合衆国でBSE(牛海綿状脳症)感染牛が確認され、アメリカ牛の輸入が停止されてしまったのです。
吉野家では米国産の牛肉をこだわって使用していたため、調達が不能となり牛丼の休止に追い込まれたのです。
営業縮小し、牛カレー丼や豚丼などの代替商品の緊急投入を余儀なくされました。しかし、なぜ牛丼を休止する必要があったのでしょうか?
日本産やオーストラリア産の牛肉であれば調達可能だったはずです。
その当時の吉牛の発表はこうでした。
「米国産牛肉でなければ吉野家の牛丼の味が出せない」
なんだが、この一言で、吉野家さんの牛丼の味に対するこだわりを感じますよね。
ちなみに、吉野家の「吉」。うえの部分は「士」ではなく「土」が本当みたいです!
詳しくは吉野家さんの公式ホームーページをご参照ください。
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