なぜ店先に盛り塩があるのでしょうか?
料亭などの店先に「盛り塩」が置いてあるのには、意外な由来があったのです。

あっ!確かに玄関先に置いてあるわね!「お清め」ではないの?

確かに葬儀に参列した際に清め塩を渡される事もあるので混同しやすいですが、お清めではない「意外な理由」があるのです!
盛り塩の由来
盛り塩の由来は、昔の中国でのお話が由来しています。
かつての中国の皇帝は多くの妃(きさき)を持っており、毎晩毎晩、牛車で妃の屋敷を訪問し一晩を過ごしたそうです。
妃の側からすれば、皇帝の訪問を受けたいわけですが、妃の人数が多ければ多いほど、そのチャンスが少なくなります。

競争が激しくなるわけね!

中には何千人もの妃をかかえる皇帝もいましたからね!

それは激戦!ほとんど運試しみたいなものね!
そこで!ある妃は、皇帝の牛車を屋敷の前で止めさせるために牛の好物である「塩」を大量に盛り上げました。

草食動物である牛は塩分が不足しがちなので、塩が大好物なのです。
塩を見つけた牛は、なかなかその屋敷から離れなくなります。そこで、皇帝は仕方なくその屋敷の妃を訪問することになるという仕掛けです。

なるほど!皇帝が牛車に乗ってくる事に目を付けた良い作戦ね!・・・
この話がもとになって、来てほしい人を招きよせるおまじないに盛り塩をするようになりました。
料亭などのお店にとって、「来てほしい人」は「お客様」なので、盛り塩は客寄せのために盛ってあるのです。
招き猫を置いているお店も多いですよね!招き猫の由来についてはコチラからどうぞ!!↓↓↓↓↓
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